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これまで2回にわたり、SCSKが提供する業務向けモバイルアプリケーション統合開発環境「Caede」の特長と機能、およびCaedeの開発基盤として採用されている「Curl」について解説してきた。今回は、実際にCaedeを使ってモバイルアプリを開発/運用している導入事例をもとに、Caedeがもたらした活用効果を探ってみる。
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○迅速な経営判断の実現と売上機会の損失を抑止
インテリア/雑貨小売事業を展開するバルスでは、経営層/マネージャー層は外出することが多く、外出先で店舗別/分類別の売上確認を行えずに経営判断が遅れるという課題を抱えていた。また同社の主要ブランド「Francfranc(フランフラン)」の店舗では、接客時に在庫を確認するために店員がその都度バックヤードに設置されたPCを操作しなければならなかった。このため来店客を待たせたり、繁忙時間帯には十分な接客ができなかったりという課題があった。
これらの課題を解決したのが、Caedeを使って開発した「売上確認システム」と「在庫検索システム」だ。まず売上確認システムの導入により、バルスの経営層/マネージャー層はどこにいても会社支給のiPhoneを使って全ブランドの売上データをリアルタイムに確認できるようになり、迅速な経営判断が可能になった。さらに各店舗に導入した在庫検索システムは、iPod touch向けに用意され、在庫確認時間を大幅に短縮して売上機会の損失を防ぐのに大いに役立っている。
これら2つのシステムは、開発環境にCaedeを採用したことで、わずか2カ月という短期間で導入にいたったという。
「必要な画面数が多くなかったこともあり、非常に短い期間で開発することができました。スタッフの入力動作を極力減らすために、商品名やコードを手入力するのではなくバーコードをモバイルカメラで読み取るという機能を使っています。この機能はバルス様の在庫検索システムに合わせてCaedeで実装したものです。ニーズに合わせてSCSKがすぐに機能を追加できるところは、他の開発環境では決して真似できないCaedeの特長です」と語るのは、SCSK株式会社 流通システム第一事業本部 営業部 営業第四課で営業をつとめる図師洋三氏だ。
○エンドユーザーも使える「マルチプラットフォーム対応ツール」
大手空調機器メーカー 日立アプライアンスは業務用空調機のランニングコスト計算や見積もりを現場で行うという営業支援を目的に、「店舗用インバータ空調機 タブレット端末向けランニングコスト試算ツール」をCaedeで開発した。
従来より、同様のツールはPCシステムとして導入されていた。しかしPCを客先に持ち出して利用するケースは少なく、ランニングコスト計算や見積もりは会社に持ち帰って作成しなければならないなど、商談のリードタイムを遅らせる原因になっていた。そこで日立アプライアンスでは、外回り営業担当者用にiPadを導入。それを活用するために、商談の現場で使えるツールを用意した。
また日立アプライアンスがCaedeを採用した理由は、OSが異なるデバイスに対応したマルチプラットフォーム対応のモバイルアプリを効率良く開発できるためだ。
「日立アプライアンス様は自社の外回り営業だけでなく、ビジネスパートナー様や特約店にもアプリを提供する予定です。社内ではiPadを導入していますが、ビジネスパートナーや特約店ではAndroidタブレットを採用している場合もあります。さらに、App StoreやGoogle Playなどのアプリマーケットからツールが配布されており、エンドユーザーがダウンロードして使うこともあります。このように、OSやウィンドウサイズが異なるデバイス向けのモバイルアプリ開発が必要だったのです」(図師氏)
○SFAシステムのモバイル化を“スモールスタート”で
大手不動産会社 B社では、営業担当者の行動予定や予実管理、営業日報などの報告業務に利用するSFAシステムをモバイル対応にするため、Caedeを採用した。
これまでB社のSFAシステムは、PCシステムとして導入されていたため、営業担当者は朝出社して当日の予定を確認し、営業活動が終わった夕方に帰社してからPCに報告を入力していた。しかし、このSFAシステムをタブレットに移行し、時間や場所を問わずに確認・報告できるようにすることで、“直行直帰”のワークスタイルを実現して残業時間の削減を図ったのだ。
ところが、この開発の背景にはコストやスケジュールに余裕がないなど、多くの制約があったと図師氏はいう。
「タブレットを導入してどこまで導入効果が得られるのかが未知数だったため、最初は予算をあまりかけずにトライアルから始めたいというのがお客様の意向でした。その一方で、既存のPCシステムと同様の機能を使いたいという要望もありました。そこでモバイルアプリとしての機能を一から要件定義するのではなく、まず既存システムの機能の中からモバイル化のメリットがある機能を絞り込みました。さらにサーバーサイドのロジックは、PCシステムのものをそのまま流用することで、クライアントサイドのUI部分の開発だけに注力するといったように、工数をなるべくかけずに実現できる提案を行い、開発を進めていきました」(図師氏)
このようにスモールスタートから徐々に拡張していったり、予算や期間に合わせて柔軟に対応したりできるのも、Caedeの大きな特長だ。
その一方で、導入するタブレットの機種が最後まで決定しないという大きな課題もあった。
「トライアルではAndroidタブレットを採用するけれども、全社展開する際にはそのままAndroidタブレットにするか、iPadにするかわからないという状況で開発がスタートしました。Caedeを使えばワンソースで、どのデバイスにも対応できます。またキーボードのないタブレットにおけるエンドユーザーの入力負荷を軽減するために、音声入力に対応したいという要望にもお応えしました」(図師氏)
これらの導入事例からも、業務向けモバイルアプリケーションを開発するのに、いかにCaedeが有効なのかがよくわかる。そして、開発環境にCaedeを採用した企業が口をそろえて高く評価するのが、SCSKがCaedeの製品開発から保守サポートまで、すべてのプロセスをトータルに行っている点である。顧客からの要望はもちろん、SIerとしての側面も持つSCSK自らがアプリ開発から得た課題やニーズまで、Caedeの機能として素早く反映させられるからだ。
3回にわたる連載を通じ、Caedeの最大のメリットは「複数のデバイス、複数のウィンドウサイズに対応した業務向けモバイルアプリケーションをワンソースで開発できること」だと理解できただろう。さらに開発元のSCSKにより、ニーズに合わせてCaedeの機能拡張が行われるのも大きな特徴だ。
今後、企業の業務向けアプリケーションは、従来のようにPC版を作ってからモバイル版を開発するのではなく、最初からモバイルでの利用を想定した“モバイルファースト”でつくられるケースが間違いなく増えていく。そんな時代におけるモバイルアプリケーション開発環境として“ワンソース・マルチユース”、および迅速かつ柔軟に機能拡張が行われるCaedeの利用価値はますます高まっていくことだろう。
(ノーバジェット)
引用:情シスの味方、ワンソース・マルチユースで業務効率を改善 第3回 導入事例に見る「Caede」の実力とは?
引用:情シスの味方、ワンソース・マルチユースで業務効率を改善 第3回 導入事例に見る「Caede」の実力とは?
打撃好調な日本ハムの近藤が、ようやく今季初アーチを放った。1点を追う二回の第1打席で、ヤクルトの先発・新垣の外角直球をとらえた打球は左翼席へ。チーム48試合目で飛び出した今季第1号のソロに「とりあえず追いついてよかった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
前日の交流戦初戦では4打数2安打で勝利に貢献。持ち前の打撃センスが光る21歳は、正捕手死守へ着々と足元を固めている。(神宮)
引用:打撃好調な日本ハム・近藤、48試合目で今季1号 「追いついてよかった」
引用:打撃好調な日本ハム・近藤、48試合目で今季1号 「追いついてよかった」
仕事や勉強の合間にバラの香りでリラックス――東京都市大の女子学生と共同開発した飲料水「デルモンテ 花つぼみ ローズウォーター」をキッコーマン飲料が発売する。若い女性をターゲットに、従来手薄だった若者層への認知拡大を狙う。
【開発したのは「やま都市なでしこ」の学生チーム】
バラの香りがするローズウォーターの清涼飲料水。20~30代の女性が仕事や勉強の合間にリラックス・リフレッシュできるよう、香りはありつつ甘さは控えめに。パッケージはピンクを基調にしつつ、ガーリーになりすぎないようにしている。「花つぼみ」という商品名には、目標に向かって日々頑張る女性を応援する意味を込めた。
同社が昨年6月、高校生・大学生から新しい飲料のアイデアを募集したところ、採用されたのが同大知識工学部自然科学科の5人チーム「やま都市なでしこ」の案。花の香りをテーマに、専攻と商品企画をつなげた“女子大生らしさ”が決め手になった。
共同開発を昨年夏にスタート。学生チームは同社の企画部やデザイナーらと打ち合わせを重ね、使う花の種類、甘さと香りのバランス、商品名やパッケージデザイン――など商品化までのすべてを約10カ月かけてプロデュースした。
チームの1人は「大学では自然や植物について学んでいるので、コンセプトとなる部分にはこだわりを持っていても、商品開発やマーケティングは未知の分野。基本知識を学び、実践の中で理解を深めながら取り組めたことは、難しくも貴重な経験だった」と振り返る。
学生と共同開発を行うのは同社にとって初めての取り組みだ。「キッコーマン」はしょう油やケチャップなど調味料のイメージが強く、「主婦層への知名度に比べて若年層が弱い」という背景がある。
学生と一緒に開発を進めてきたプロダクト・マネジャーの斎藤剛さんは「リアルな生活者の声を聞き、実際の商品に反映していくのは社内にも大きな刺激になった。機能や従来品との差異を考えることの多い普段の開発と異なり、香りやビジュアルへのこだわりが強かったのが印象的」という。
同大男女共同参画室の岡田往子室長は「もともと工学系の大学ということもあり女子学生が少ない中で、今回このような形で活躍のチャンスが生まれたのはうれしい。緊張感を持って実際のビジネスの現場に携わり、学びを活かすのは、大学の枠内だけではできないこと。今後も学外機関との連携は意識していきたい」と話す。
今後も継続的に協力し、同社は商品開発だけでなく、マーケティングやプロモーション面でも大学生の生の声を生かしたい考えだ。
引用:女子大生が考えたのはどんな味? 共同開発飲料をキッコーマンが発売 こだわりは「香りとパッケージ」
引用:女子大生が考えたのはどんな味? 共同開発飲料をキッコーマンが発売 こだわりは「香りとパッケージ」
大相撲夏場所で幕内初優勝を果たした照ノ富士関(伊勢ケ浜部屋)の大関昇進が27日、正式に決まった。伝達式で「心技体の充実に努める」と口上を述べたモンゴル出身の23歳が昇進を果たした陰には、公私ともに頼りにする「付け人」の存在があった。
【新大関・照ノ富士】伝達式後の一問一答
付け人は三段目の駿馬(しゅんば)さん(33)=本名・中板秀二。以前所属していた間垣部屋時代から照ノ富士関と稽古(けいこ)を重ねてきた。達者な日本語を話す照ノ富士関だが、新弟子の頃は思っていることを言葉で表現できず苦労した。「本当はおしゃべりしたいけど、日本語がうまくないし……」とつぶやいた姿が駿馬さんには印象的だったという。
親方の健康上の理由で、2013年春場所後に間垣部屋は閉鎖。駿馬さんは引退も考えたが、思いとどまり、照ノ富士関とともに伊勢ケ浜部屋に移籍。同年秋場所で照ノ富士関が十両に昇進すると、付け人になった。
杏林大で中国語を専攻し、卒業後は中国で日本語教師をすることも考えていたという駿馬さん。現在は照ノ富士関の「先生」だ。話を仏頂面で聞くことが多かった照ノ富士関に「笑顔を作って」と助言。取材には「関取は答えるのが仕事。嫌な顔をしない方がいいですよ」と声をかける。
「自分の部屋に何がどこにあるか分からない。全部駿馬さんが知っている」と照ノ富士関。全幅の信頼を置かれる一方で、駿馬さん自身も初の幕下昇進が見える位置になった。「関取が勝つと自分も頑張ろうと思う」と刺激を受けている。
大関昇進を決めたこの日、駿馬さんは写真撮影で照ノ富士関と騎馬をつくった。191センチ、178キロの照ノ富士関に対し、駿馬さんは163センチ、109キロだが、しっかり担ぎ上げて、新たな門出を祝った。【岩壁峻】