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KDDIが販売しているFirefox OS搭載スマートフォン「Fx0」は、さまざまな「つくる自由」を体験できるスマートフォンだ。
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つくる自由を実感できる最も大きなものが「コンテンツ開発」だろう。Firefox OSは、HTML5をはじめとするWeb標準技術をベースとした、オープンなモバイルプラットフォーム。このプラットフォームを活用してさまざまなサービスを生み出せるよう、KDDIはFirefox OSをベースとした開発ボード「Open Web Board」や、アプリケーション開発ツール「Gluin」「Framin」を提供している。
開発者にとってはエポックメイキングな端末ともいえるFx0だが、つくる自由を体験できるのはアプリ制作だけではない。このFx0向けのケースも、誰でも自由に作ることができるのだ。KDDIはWebサイトでFx0の3D CADデータを公開しており、このデータを活用することで、世界で1つだけのケースをデザインできる。3Dデータのダウンロードは無料だ。
せっかくなのでオリジナルケースを作ってみたい! でも……CADデータなんて扱ったこともないし、ケースを出力するには3Dプリンターだって必要だ。う~ん、どうしたものか。いや、待てよ。アイティメディアでは、クリエーターの3D作品作りを支援する「3Dモデラボ」があるではないか。そういえば、この前、社内で3Dプリンターを使っているのを見かけた。せっかくなので、相談してみることにした。
と、その前に、モデラボについて簡単にご紹介したい。モデラボは、クリエーターが公開した3Dモデルデータを共有、評価できるWebサービス。公開されたデータの閲覧やダウンロード、お気に入りクリエーターの応援、コメントの登録などができる。公開されたデータは食器、ホビー、アクセサリー、アート、フィギュアなど多岐にわたり、「ガジェット・スマホ」カテゴリーではオリジナルのケースや便利グッズも投稿されているので、ぜひチェックしてほしい。特定のテーマに沿った投稿を受け付けるコンテストも定期的に開催しており、4月7日から6月16日までは「兜デザイン」の投稿を受け付けている。
というわけで、モデラボ担当のジョジョ好きなYさんに相談したところ、「だが断る」と言われることもなく、快くケース作りを手伝ってくれた。KDDIのサイトにはSTL形式とSTEP形式のCADデータが公開されているが、今回はSTEP形式のデータをダウンロードし、フリーソフトの「123D Design」を使って編集して、最後にSTL形式のデータに変換することにした。ちなみにKDDIが公開しているデータはFx0の全ボディが含まれているので、ケース部分だけを抜き出して編集する必要がある。
いよいよケースを作ることになったわけだが、肝心のデザインはどうしよう? 「ITmedia Mobile」の文字を入れるのはなんだかシンプルすぎる気がする。そうだ、「田中」はどうだろう? それもどーんと大きく表示させる。どうして田中かって? いや私の名前が田中なのと、KDDIの社長も田中ですし。あと字画も少ないので3Dプリントで出力しても見やすいかなと。「纐纈(こうけつ)」さんとか「蟋蟀(こおろぎ)」さんとかだったら大変なことになりそうだけど。
編集とSTLデータへの変換が終了したので、いよいよ出力。今回は会社にあるパーソナルタイプの3Dプリンタ「da Vinci 1.0(ダヴィンチ)」を使い、ダヴィンチ用のソフト「XYZ Ware」でケースのデータを読み込んで印刷していく。使用した素材は黄色のABS樹脂。プリンター内部の温度は途中で200度を超えるほど上昇し、非常に高温の環境でケースが造形されていくことが分かる。自分が(というかYさんが)デザインしたケースがゼロからできあがっていく様子を見るのは何とも楽しい。
ケースの出力は4時間ほどで完了した。このケース、「田中」の文字を立体的に大きく表示させているのだが、「田中」の周囲には形状を保持するために「サポート材」を使っており、出力完了後にサポート材を取り除く必要がある。しかし、すべてのサポート材をキレイに取り除くのが難しく、表面にはサポート材の跡がけっこう残ってしまった。
サポート材の除去が完了し、ようやくオリジナルケースが完成した。が、純正ケースと並べてみると、細かいパーツの再現性が甘いことが分かる。Yさんいわく、使ったプリンタが比較的初期のものだったため、スマホケースの爪など細かいところまで精密に再現するのは難しいようだ。ともあれ、田中の文字はしっかりと表現できており、“田中感”は出せているのではないだろうか。
できあがった田中ケースをFx0に装着してみた。……が、ぴったりとはまらない。やはりケースの爪が完璧に再現できていないようだが、無理矢理押し込んだら、なんとか固定はされた。さすがに日常的に使うのは難しそうだが、「物作りの醍醐味って、こういうことなのか~」という一端を味わうことはできた。
もっとちゃんとした精度のケースを作りたいところだが、高性能3Dプリンターを家庭に導入するのは難しい。というわけでオススメしたいのが、KDDIのスマホケース作成サービス「3D PRINT LAB.」だ。このサービスでは、ユーザーがWebサイトでデザインしたスマホケースを、高性能3Dプリンターで造形して、指定の住所へ届けてくれる。iPhoneや一部のAndroidスマートフォンのほか、Fx0も対応している。価格は3980円(税別)で送料は無料。自分でケースを作るノウハウや機器のない人でも、これを使えば簡単に世界で1つのケースを作れてしまうのだ。
……だったら最初からこのサービスを使えばいいじゃん、と思われるかもしれないが、そこは「Fx0の世界」。自分で作ってナンボでしょう、ということで、チャレンジしてみた次第。また、作ったケースのデータを多くの人に見てほしい! という人は、ぜひモデラボに作品を公開してみてはいかがだろうか?
[田中聡,ITmedia]
引用:つくる自由って楽しい♪――「Fx0」専用の“田中ケース”を作ってみた
引用:つくる自由って楽しい♪――「Fx0」専用の“田中ケース”を作ってみた
日本製薬団体連合会(野木森雅郁会長)と日本製薬工業協会(多田正世会長)、日本ジェネリック製薬協会(吉田逸郎会長)の3団体は27日、薬剤費抑制策が検討されている経済財政諮問会議に対し、「極めて大きな危惧の念を抱かざるを得ない」とする共同声明を発表した。同会議では保険収載範囲の縮小や薬価の毎年改定などの案が出されているが、共同声明では「薬剤費の抑制を念頭に置いた性急な議論が進行している」とし、製薬業界への配慮を求めた。【丸山紀一朗】
また、塩崎恭久厚生労働相が26日の同会議で公表した、後発医薬品の新たな数量シェア目標や現行目標の達成時期の1年前倒しについて、共同声明は、▽後発薬メーカーの安定的な製品供給能力▽先発薬メーカーの新薬創出力の強化▽医師や薬剤師など医療従事者や患者の理解の促進-といった医療や産業の実態を踏まえた総合的な視点からの政策的アプローチが必要不可欠だと強調した。
さらに、政府が策定した「日本再興戦略」などでは、製薬産業を今後の日本経済をけん引するリーディング・インダストリーの一つとして支援していく姿勢を明確にしているとした上で、「財政健全化に比重を置きすぎた政策によって産業の成長力を奪い去ってしまうことがないよう、バランスのとれた政策を実現することが極めて重要」とクギを刺し、財政健全化を前面に押し出した政策をけん制した。
引用:諮問会議に製薬3団体「極めて大きな危惧」-薬剤費抑制の議論は性急、共同声明
引用:諮問会議に製薬3団体「極めて大きな危惧」-薬剤費抑制の議論は性急、共同声明