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天皇、皇后両陛下は18日、東根市内のサクランボ生産農家を訪問し、サクランボ狩りを楽しまれた。両陛下は「サクランボを摘むのは初めてだね」などと言葉を交わしながら、佐藤錦の枝から80粒ほども摘み取られた。
この日午前、私的旅行で両陛下が岡田誠さん(67)方の事務所に到着されると、出迎えの市民たちが日の丸の旗を振って歓迎した。
両陛下は岡田さんの案内で雨よけテントに覆われた園地に移動し、真っ赤に色づいた佐藤錦を摘み取り、「この枝は全部いいですか」などと尋ねながら収穫を楽しまれた。天皇陛下は「皇居にもサクランボの木がありますが、1粒2粒しかならなくて鳥に食べられてしまう」などと話しかけられた。
岡田さんは「サクランボが一番おいしい時期に来ていただいてうれしく、光栄です」と話していた。枝を押さえて収穫のお手伝いをした妻の春代さん(64)は「お二人とも本当に楽しそうで、両陛下のような夫婦にならなければと思った。この思い出は家宝になります」と感激していた。
両陛下は事務所で佐藤錦と黄色の月山錦を召し上がったという。
両陛下は東根市役所で市関係者と会食後、河北町の紅花資料館を視察し、紅花染めの実演などをご覧になった。さらに東根市の山形空港で、吉村美栄子知事から東日本大震災の避難者への支援状況などについて説明を受けた後、特別機で帰京された。
両陛下の山形ご訪問は平成14年の全国植樹祭以来で、6回目。