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梅雨のない北海道でも、巨人打線は湿ったままだ。この日はチャンスを作りながら日本ハムの継投にかわされ、ついに今季ワーストの5連敗。「あと1本が出ないね」と原監督からも嘆き節が飛び出した。
2点を追う四回1死一、三塁で6番の長野が3球続けて空振り。手が出たのはすべてボール球で、指揮官は「うちの中軸の選手。せめてストライクを振ってほしかった」。長野は「ちょっと強引にいきすぎた。1点でも入っていれば流れは変わっていた」と悔しがった。
二回に2ランを浴びたあと、立ち直りかけていた先発の菅野は援護のない中、七回で力尽きた。1死二、三塁からマウンドへ駆けつけた原監督と相談のうえ、満塁策を選んだが、三塁ゴロの間に決定的な3点目を奪われた。「最後(の失点)は余計だった」とうなだれるしかない。
これでチームは6日のソフトバンク戦(東京ドーム)の八回の得点を最後に28イニング連続で適時打が出ていない。打線がつながらず、決定打欠乏症は深刻だ。
阿部、村田の両長距離打者を故障で欠き、「今は長打が出ない。まずは1点を取る形を作り、少ないチャンスを生かしていくしかない」と川相ヘッドコーチも悲壮な表情。2位DeNAも敗れ、かろうじて首位は保ったが、文字通りの「打開策」がなかなか見つからない。(三浦馨)